コラム・連載・特集

  • 金美香(キム・ミヒャン) 多文化共生に向けて (12/22)

     私は、国際結婚で福山市に住み始めて15年になります。母国の韓国と日本は、文化的な共通性がある一方、異なる点も多くあります。例えば箸の置き方。日本では料理の手前に横向きに置きますが、韓国では料理の右に...

  • 尾崎浩一(おざき・こういち) イカの眼(め)が見た大学 (12/21)

     スルメイカの不漁が続いている。食卓をにぎわせてきたイカの先行きを心配する方は多いと思うが、実はこの動物が生物学や医学の発展に多大な貢献をしてきたことはご存じだろうか。例えば、イカの胴体には肉眼でも見...

  • 上田英馬(うえだ・えいま) 茅葺(かやぶ)き職人見習い (12/20)

     約1メートルの長さに切ったススキの束を解き、並びそろえていく。次に身長ほどの長さのススキをその上に並べる。一定の厚さになったら竹を渡し、わら縄で縫い留め、ススキを押さえる。最後に、ケヤキで作られた「...

  • 仲佐修一(なかさ・しゅういち) 神々が巡る道 (12/19)

     全国から八百万(やおよろず)の神が集まる出雲。今年も出雲大社に神々を迎えた。神々はどこから来て、どこから帰っていかれるのか。具体的には、次のようなルートを巡られると考えられている。

  • 井上豊(いのうえ・ゆたか) 海自カレーの力 (12/18)

     「呉海自カレー」をご存じでしょうか。海上自衛隊では長期間の航海中に曜日の感覚を失わないよう毎週金曜のランチにカレーが食されています。呉地方総監部のご協力のもと、呉基地を母港とする各艦艇で異なるオリジ...

  • 土井秀文(どい・ひでふみ) 故郷への贈り物 (12/13)

     私は1968年、広島市西区の己斐で生まれ、カープの初優勝を見届け広島を離れた。転勤族の子で、親戚がいるわけではないが、広島はわが故郷だ。その後どこでも、「広島出身です!」と名乗って生きてきた。大学を...

  • 勝俣誠(かつまた・まこと) 共食とは愛すること (12/12)

     10年ぶりに南フランスの高原に点在する小さな村を再訪した。近くで開催された国際シンポジウムでの発表後に、村長のショレさんが車で迎えに来てくれたのだ。

  • 小野眞司(おの・まさし) フューチャーセンター (12/11)

     「みんな嘆くばかりで、どんなまちにしていきたいのか分からない」。父の病気を機に、十数年ぶりに福山市に帰省した時に聞いた言葉だった。勤めている会社でこれからのビジネスを考える社内サークルを立ち上げ勉強...

  • 児玉賢司(こだま・けんじ) 亡くなってよい年齢は (12/8)

     新聞などの死亡記事やお悔やみ欄には、亡くなられた方の年齢が掲載される。年齢がそう高くなければ「もう少し生きたかっただろうに」と思ってしまい、かなりの高齢だとそういう感情も希薄となってしまう。

  • 山本孝昭(やまもと・たかあき) Bar(バー)での出逢(であ)い・縁 (12/6)

     「この本の著者の山本さんですか?」。カウンターの端から優しい声がした。2012年、東京・広尾にある小さなバーが佐野光徳さんとの出会いの場となった。1985年、巨匠レナード・バーンスタインを音楽監督・...