コラム・連載・特集

  • 山田玲子(やまだ・れいこ) 被爆者活動半世紀 (5/26)

     11歳の時、現在の広島市西区で被爆した私は長い間、体験を語ることができなかった。ようやく話せるようになったのは35歳の頃である。それからは85歳の今日まで半世紀、証言活動や被爆者相談事業、核兵器廃絶...

  • 伊藤之敏(いとう・ゆきとし) 比婆山イチイに思う (5/24)

     国定公園の庄原市・比婆山(御陵=ごりょう=、1264メートル)の山頂に、「門栂(もんとが)」というイチイの大木が立つ。国生みの女神、伊邪那美命(いざなみのみこと)の陵墓と伝わる「御陵石」への入り口に...

  • 井上英司(いのうえ・えいし) お燗酒(かんざけ)のススメ (5/23)

     3月末、広島市内で開催されたお燗酒を楽しむイベント「楽燗酒義」の会場は、笑顔があふれていました。燗酒を飲むと、人はなぜ頬が緩むのでしょう?

  • 前野仁志(まえの・ひとし) 心のバリアフリー (5/22)

     「共生社会」という言葉をよく耳にするようになった。共生社会とは性別、年齢、国籍や障がいのあるなしにかかわらず、多様なあらゆる人が活躍できる社会を指している。

  • 城市真理子(じょういち・まりこ) 美術史タイムトラベル (5/17)

     雲谷等顔(うんこくとうがん)をご存じだろうか。毛利家の御用絵師として雪舟の画風を継いだことで知られ、昨年11月には山口県立美術館で没後400年を記念した展覧会があった。狩野永徳たちと並ぶ桃山時代の巨...

  • 林春樹(はやし・はるき) 少年時代の過ごし方 (5/16)

     兄3人、姉1人、弟1人の6人きょうだいの5番目として育ちました。画家だった父の口癖は「勉強は社会人になってからしたらよい」でした。「学校は勉強の仕方を教えてもらう所で勉強する所ではない。子供はスポー...

  • 中木啓(なかき・ひろし) 毎朝の広島城登城 (5/15)

     「散る花や 光るタマゴの夢の跡」 これは、「チームラボ 広島城 光の祭」が終了し、全ての設置物が撤去された朝に詠んだ句(?)です。2〜4月に、夜の広島城を彩っていた光のイベントが終わり、城内にも再び...

  • 木村逸司(きむら・いつし) 二宮金次郎 (5/12)

     子どもの頃、小学校の門を入ると二宮金次郎の像があった。薪(まき)を背負って本を読みながら歩いているおなじみの像である。貧しさの中で一生懸命勉強し、立派な人になったと教えられ、唱歌とともに身近に感じて...

  • 本平正宏(もとひら・まさひろ) 庄原の可能性 (5/10)

     「どこか違う…」 5年前、前職の地方銀行支店長として赴任した時、私が率直に思った庄原の第一印象でした。最初はその理由が分かりませんでしたが、しばらくして徐々に分かってきました。

  • 中島匡博(なかしま・まさひろ) 人麻呂と高津柿本神社 (5/9)

     益田市高津町の高角山(たかつのやま)に鎮座する高津柿本神社は、柿本人麻呂公を祀(まつ)る神社で、全国に約250社ある柿本神社の本社とされています。人麻呂公は宮廷歌人として飛鳥時代から奈良時代に都で活...