現在、JavaScriptが無効になっております。 中国新聞デジタルでは、WEBサイトの一部機能にJavaScriptを使用しており、JavaScriptが無効となっている場合、サイト内の情報が正しく表示できない可能性があります。
隠れ滝―。その響きに心引かれた。広島県安芸太田町で十方山(1319メートル)から北へ続く斜面を刻む幾筋もの谷の一つにある名瀑(ばく)。厳冬期の姿を見ようと1月下旬に向かった。
広島県安芸太田町加計の町から太田川沿いを車で下流へ10分余り。津浪(つなみ)洞門のカーブを抜けると、右手の川向こうに小箱のような建物が見える。橋を渡ってみた。「たのしり」と書かれた地域の案内柱が立ち...
強い寒波がヤマを越えた年初の連休明け。太田川源流域にある広島県最高峰の恐羅漢山(安芸太田町、1346メートル)を目指した。
「お帰り。さあ渡ろうね」。黄色い帽子の児童と愛犬連れの母親たちが、枕木のような木材を敷き詰めてある床板を踏みしめる。赤茶けた鉄製の手すりを冷たい風が吹き抜けていく。皆で歩を早めると、大きなつり橋が小...
島々があかね色に包まれると、広島市街地は輝き始める。このデルタを生んだ太田川は6本に分かれて街中を縫い、瀬戸内海へ流れ込む。師走の夕刻、ヘリコプターから見渡すと、放射状に伸びる川筋が残照に浮かび上が...
オレンジ色に体を染めた無数のアユが浅瀬を群れ泳ぐ。産卵を控えて警戒心は薄まるようで、レンズの前を平気で行き交う。11月上旬、広島市安佐南、安佐北両区にまたがる太田川下流域。両岸に住宅やマンションが並...
隠れ滝―。その響きに心引かれた。広島県安芸太田町で十方山(1319メートル)から北へ続く斜面を刻む幾筋もの谷の一つにある名瀑(ばく)。厳冬期の姿を見ようと1月下旬に向かった。
広島県安芸太田町加計の町から太田川沿いを車で下流へ10分余り。津浪(つなみ)洞門のカーブを抜けると、右手の川向こうに小箱のような建物が見える。橋を渡ってみた。「たのしり」と書かれた地域の案内柱が立ち...
強い寒波がヤマを越えた年初の連休明け。太田川源流域にある広島県最高峰の恐羅漢山(安芸太田町、1346メートル)を目指した。
「お帰り。さあ渡ろうね」。黄色い帽子の児童と愛犬連れの母親たちが、枕木のような木材を敷き詰めてある床板を踏みしめる。赤茶けた鉄製の手すりを冷たい風が吹き抜けていく。皆で歩を早めると、大きなつり橋が小...
島々があかね色に包まれると、広島市街地は輝き始める。このデルタを生んだ太田川は6本に分かれて街中を縫い、瀬戸内海へ流れ込む。師走の夕刻、ヘリコプターから見渡すと、放射状に伸びる川筋が残照に浮かび上が...
オレンジ色に体を染めた無数のアユが浅瀬を群れ泳ぐ。産卵を控えて警戒心は薄まるようで、レンズの前を平気で行き交う。11月上旬、広島市安佐南、安佐北両区にまたがる太田川下流域。両岸に住宅やマンションが並...