コラム・連載・特集

【生殖医療 命が始まるとき】第3部 第三者提供

  • <6>どう向き合うか (4/17)

     夫婦以外の精子や卵子、子宮を使って、子どもを持つことへの希望をつなぐ人が増えている。ただ、国内では法的な後ろ盾は何もなく、生まれてきた子どもの「知る権利」を保障するすべはない。これから先、どう第三者...

  • <5>家族になるために 本当のこと言えた (4/16)

     「私の顔、誰に似てる?」。娘は小学生の頃、よく聞いてきた。二重まぶた、栗色のくせ毛…。両親にはない特徴ばかりで、不思議に思ったのだろう。真っすぐに問い掛けてくる。ごまかすしかなかった。母親似と思わせ...

  • <4>子の知る権利 「自分は誰?」苦悩 (4/15)

     70年近く前から行われてきた。夫以外の精子を使う非配偶者間人工授精(AID)。1948年、慶応大病院で初めて実施され、不妊治療として広がり、定着してきた。何の法律もないまま、ひっそりと―。生まれた子...

  • <3>子を持つ権利 我慢なぜ強いるか (4/14)

     帰宅した妻は今にも泣きだしそうだった。受診した病院で男性医師から、困ったような顔で言われたという。「受け入れてくれるところなんてないですよ」と。悔しくて、夫婦で泣いた。やっぱりまだ、そんなふうに言わ...

  • <2>精子をもらう サイトが唯一の手段 (4/13)

     暖かな休日の午後。関西に暮らす30代の病院職員の女性は、幼い娘2人の歩幅に合わせてゆっくり歩く。「ママー」と娘たちは、小さな手を懸命に伸ばしてくる。ぎゅっと握りしめる。右手で、前夫との間に生まれた長...

  • <1>卵子をもらう 伝わる胎動、私の子 (4/12)

     生殖医療の中でも、子どもをつくる望みがない夫婦の「最後の選択肢」とされる第三者提供。夫婦以外の人から卵子や精子をもらって子どもを産む。その手段は、子を持つ可能性を一気に広げる一方で、さまざまな問題も...

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