生きて

<11> ご当地ソング 鞆舞台に新作 初演盛況

生きて 能楽師 大島政允さん(1942年〜)2015/3/26 9:05
国立能楽堂で初演した「鞆のむろの木」。夫婦役として、衣恵さんと息の合った舞を見せた(2002年6月15日)

国立能楽堂で初演した「鞆のむろの木」。夫婦役として、衣恵さんと息の合った舞を見せた(2002年6月15日)

 お能って室町時代の詩劇だから、多くは京都や奈良が舞台。中国地方が舞台の作品で有名なのは、備前国の「藤戸」くらいかな。そこで僕もひとつ、広島や福山のご当地ソングを作りたいと、こう思ったわけです。

 能は、明治以降に作られた曲を「新作」と呼ぶ。大島家は2代目寿太郎氏が1917(大正6)年に新作能「鞆浦」を作り、それを約80年後の95年、沼名前(ぬなくま)神社(福山市鞆町)で再演した
(ここまで 190文字/記事全文 757文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

生きて 能楽師 大島政允さん(1942年〜)の最新記事
一覧

  • <15> 果てあるべからず 次の世代へ試行錯誤 (4/2)

     2013年、能の普及に尽力した実績を評価され、第70回中国文化賞を受賞した。14年には文化庁の地域文化功労者表彰も受けた 福山に根を張って40年がたつんだね。東京から帰って思ったのは、地方で演能して...

  • <14> 演能の歩み 定期公演 周囲が支える (4/1)

     大島能楽堂は福山で、年間4、5回の定期公演を60年近く続けている。4月19日の次回で241回目を迎える 3代目の久見叔父が「お能を見てもらうにはある程度の予備知識があった方がいい」と、当時としては珍...

  • <13> 国を越えて 全編英語 完成度に感嘆 (3/31)

     2007年11月、大島能楽堂で観能した中国系英国人の作家ジャネット・チョングさんから「英語能を作りたい。それを大島家に舞ってほしい」と依頼があった これまで台湾上演もしたし、ベトナムでも経験があった...

  • <12> 樫木端のこと 資料や写真 先人の証し (3/27)

     福山市光南町にある大島能楽堂は、築30年が過ぎた2003年、1階を全面改修した 大島家には、初代七太郎から代々受け継ぎ、戦時中も疎開させて焼失しなかったお能関連の蔵書や伝書がたくさん残っている。江戸...

  • <11> ご当地ソング 鞆舞台に新作 初演盛況 (3/26)

     お能って室町時代の詩劇だから、多くは京都や奈良が舞台。中国地方が舞台の作品で有名なのは、備前国の「藤戸」くらいかな。そこで僕もひとつ、広島や福山のご当地ソングを作りたいと、こう思ったわけです。 能は...