「カープ丸選手のFA宣言。どう受け止めますか」 「残留を」LINEでも
「こちら編集局です―あなたの声から」は7日の紙面で、読者の皆さんに無料通信アプリLINE(ライン)の友だち登録を呼び掛けた。すると午後2時半までに190人の登録があった。そこに飛び込んできたのが広島東洋カープ丸佳浩選手のフリーエージェント(FA)宣言だ。さっそくLINEで聞いた。皆さん、このニュースをどう受け止めますか。
「4連覇と日本一を」「後悔しない生き方を」
午後9時までに57人から回答が寄せられた。もし他球団へ移る選択をしても「仕方がない」が31人、「どうか残って」が24人、「どちらとも言えない」が2人と意見がほぼ拮抗(きっこう)した。
6月に通算千安打を達成した丸選手は、3連覇へ導いた立役者。それだけに「仕方がない」という声からはねぎらいの気持ちも伝わってくる。「丸選手の未来は丸選手がつくるもの」と広島市南区の女性(46)。「他球団で自分の可能性を試してほしい」と東広島市の女性(64)もエールを送る。
寄せられた言葉には、丸選手への愛情がにじむ。「他球団に行っても応援し続ける」と南区の男性(53)。安佐南区の女性(50)は「選手の活躍できる期間は短い。後悔しない生き方を」とする。
「残留して」の声は切実だ。中区の女性(54)は「来年の4連覇と日本一を目指してチームの中心にいて」と訴える。東広島市の女性(54)は「ことし成し遂げることができなかったことを、もう一度カープでチャレンジしてほしい」。
新井貴浩選手が今季で引退するのに加え、丸選手も抜けた場合の戦力ダウンを心配する声も目立った。「丸は必要です」と周南市の男性(46)。西区の女性(50)も「新井さんもいなくなって寂しくなる」と書き込んだ。
今回、LINEで一斉に意見を求める初めての試みに、多くの協力をいただいた。これからも読者の皆さんの声を頼りに、紙面をつくっていく。
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