議会watch

一般質問 20日の詳報

広島市議会2019/9/21 10:58

 ●子育て支援の充実

 【吉瀬康平氏(共産党、東区)】

 国の幼児教育・保育の無償化により、市の財源が32億円浮く。この財源を活用し、保育園の保護者が払う副食材料費の負担をなくし、子どもの医療費補助も拡充するべきだ。

 松井勝憲子ども未来局長 副食材料費は在宅での子育てでも生じる費用。低所得世帯の負担軽減は配慮しつつ、基本的には引き続き保護者に負担していただくものと考えている。

 阪谷幸春保険医療担当局長 子どもの医療費助成制度は本来、国の責任で実施されるべきだ。市の制度は通院の補助対象年齢の引き上げが課題だが、市の子育て施策全体の在り方の中で検討する必要がある。

 ●公園の機能強化

 【岡村和明氏(市民連合、南区)】

 広島市内には子どものための魅力的な大型遊具がなく周辺市町に足を運んでいるという話を聞く。公園を新たに整備することは難しいが、家族で楽しめる大型遊具を既存の公園に設置してはどうか。

 中村純都市整備局長 大型遊具は子どもたちの心身の成長に役立つものであり、集客効果があることから地域の活性化につながる施設であると認識している。多くの人が集まる広い空間が確保できる公園への設置が考えられるが、これらの公園に大型遊具を設置する場合には、それまでの利用者のニーズとの調整が不可欠となる。今後しっかりと研究していきたい。

 ●災害復旧

 【川口茂博氏(自民党市民クラブ、安芸区)】

 昨年7月の豪雨災害で安芸区の被害は全域にわたった。被害の大きかった県道矢野安浦線のうち、広島熊野道路下の部分について復旧の見通しを教えてほしい。絵下山山頂までの道路の復旧工事もどこまで進んでいるのか。

 加藤浩明道路交通局長 矢野安浦線の復旧は現在、工事用進入路の整備などに着手している。重要な幹線道路であり工事の際は通行止めをしないよう配慮し、年度内の完了を予定している。絵下山の道路は路肩の崩壊などが8カ所で発生した。現在4カ所で工事を進めており、残り4カ所は順次、工事に着手する。年度内のできるだけ早期の復旧を目指す。

 ●防災対策の強化

 【児玉光禎氏(自民党保守クラブ、佐伯区)】

 広島市は歴史的に振り返っても数多くの災害に見舞われ、多くの尊い市民の命が奪われている。市民に最も身近な存在である区役所に地域防災係、将来的には地域防災を専門とする課を新設したらどうか。

 松井一実市長 5年前の広島土砂災害を契機に、各区役所に消防局から災害対応の知見のある職員を配置し、災害対応業務に専任的に従事する体制に改めた。昨年夏の西日本豪雨では避難情報は迅速に出せたが、残念ながら人命が失われた。住民が災害の危険性をわが事として認識できるような取り組みを支援し、地域の防災力強化を進めたい。

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