議会watch

一般質問 25日の詳報

広島県議会2019/9/26 10:41

 ●ダム管理の在り方

 【伊藤英治氏(自民議連、三原市・世羅郡)】

 昨年7月の西日本豪雨で、洪水調整機能を持つ椋梨ダム(東広島市)で放流が実施された。すでに水位が上がっていた沼田川(三原市)が氾濫し、広い範囲で水害が発生した。下流域の住民に情報が十分に伝わらなかったことも指摘されている。情報提供の充実をどう図るのか。ダム操作に対する認識も聞きたい。

 湯崎英彦知事 沼田川の下流域で大きな被害が出たことを重く受け止めている。有識者検討会がまとめた対策に基づき、雨量予測やダムの空き容量、下流の水位を考慮して放流量を調整する操作手法の導入などを検討している。

 緊急時に、より切迫感や緊急性が伝わるような情報提供の見直しにも取り組んでいる。ダムの機能を最大限発揮させる取り組みや積極的な情報発信を進める。

●二葉山トンネル中止

 【〓恒雄氏(共産党、福山市)】

 広島高速5号二葉山トンネル(広島市東区)の工事は、少なくとも事業費が決まるまで中止を求める。

 斎藤博之土木建築局長 契約の当事者の広島高速道路公社(東区)と共同企業体(JV)は、事業費の協議をしながら工事を続けると合意している。早期に協議が整うよう働き掛ける。

●核兵器禁止条約

 核兵器禁止条約への署名・批准を、日本政府や国際社会に強く訴えるべきだ。

 湯崎知事 核兵器禁止条約は、核兵器のない平和な世界の実現に向け、有効な手段の一つだ。唯一の被爆国として、日本政府は積極的なリーダーシップを発揮し、早期に署名・批准してほしい。今月3日には外務政務官に直接、要望した。国際社会に対しても引き続き機会をとらえて、早期の発効を訴え掛けていく。

 【お断り】〓は「辻」のしんにょうが一点になりますがJISコードにないため表示できません。

●MICE施設の検討

 【畑石顕司氏(自民議連、広島市東区)】

 国際会議やスポーツイベントなどの「MICE(マイス)」の誘致は経済波及効果が高く、国内外で都市間競争が激しさを増している。広島県と広島市のMICE施設整備の検討では、広島都市圏の活性化との関係をどう認識しているのか。

 湯崎知事 MICEの開催は、国内外から多くの人や企業を集める。都市の国際的な認知度やブランド力の向上にもつながり、広島都市圏のみならず、県全体の活性化に寄与する。広島商工会議所の提言を受け、県と広島市がそれぞれ、実現の可能性を探っている。

 県は展示面積が10ヘクタールを超す大規模展示場について、広島西飛行場跡地を対象に調査している。交通アクセスの改善や宿泊施設の整備など周辺のまちづくりを含めた検討が必要なため、市と十分に連携して進める。

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