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宗箇の歴史、吟じて候 19日「まつり」で佐伯高生が披露

2019/10/18
本番に向け詩吟の練習に励む本郷実緒さん(左)、直緒さん(右)と益本さん

本番に向け詩吟の練習に励む本郷実緒さん(左)、直緒さん(右)と益本さん

 廿日市市浅原地区に隠居したとされる武将茶人上田宗箇(そうこ)をしのぶ「宗箇まつり」が19日、同地区である。浅野長晟(ながあきら)の広島入城からことしで400年に合わせ、浅野家の家臣だった宗箇の歴史を佐伯高の生徒が詩吟に乗せて披露する。

 同高2年の本郷実緒さん(17)と双子の妹直緒さん(17)、益本華歩さん(17)が、佐伯地域の住民が作った詩「岩船の水」を尺八の演奏に合わせて吟じる。宗箇が浅原で暮らしてから400年がたった今も、岩船の水は変わらず湧いているという内容で、力強く歌い上げる。地元の書家小川妙子さん(68)が曲に合わせて漢詩をしたためる。

 3人は「まつりを機に宗箇について知った。息の合った詩吟で歴史を伝えたい」と意気込む。

 まつりは宗箇が浅原を去った後から続いていたとされるが、1930年代に戦争のため一時中断。約40年後に住民が復活させ、現在は「浅原の未来を創る会」が催している。

 当日は午前10時から。宗箇愛用の名水「岩船の水」を用いて茶席を設ける。茶と菓子代として300円が必要。浅原市民センターに申し込む。詩吟は午後0時半から同センターで。同センターTel0829(72)0001。(木下順平)

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