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アプリで城下町ぶらり 広島市中心部、西国街道など17人

2019/11/17
前野主任学芸員(右端)から京橋(奥)の名前の由来などを聞く参加者

前野主任学芸員(右端)から京橋(奥)の名前の由来などを聞く参加者

 江戸や明治期の地図に現在地を表示できる無料アプリ「城下町広島ぶらり」を使って広島市中心部を歩くイベントが16日にあり、9〜75歳の市民17人が参加した。城下を東西に貫いた「西国街道」などを通り、時代の移ろいを感じながら散策を楽しんだ。

 参加者は各自のスマートフォンやタブレット端末を手にJR広島駅前(南区)を出発。4年前に中区が作ったアプリを起動させ、江戸や明治期の絵地図や地図を見ながら、西国街道などを通って広島城(中区)までの約3キロを歩いた。

 16世紀後半に架けられた京橋のそばでは、案内役を務める広島城の前野やよい主任学芸員から「参勤交代などで京都方面に向かうため通った橋」と説明を受けた。八丁堀や薬研堀、流川など江戸期に存在した堀や水路が地名の由来になっていることなどを学び、名残を伝える石碑や説明板も見て回った。

 旧広島藩主・浅野氏の広島城入城400年の記念事業の一環として中区が企画した。中区の千田小3年の坂下瑠威君(9)は「住んでいる街を知るために参加した。城下町は思ったより広かった」と郷土の歴史に興味津々だった。(山崎雄一)

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