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三原の独自武芸、江戸時代に発展 市教委学芸員が実演

2019/12/6
居合の動きを解説する山崎さん

居合の動きを解説する山崎さん

 三原浅野氏入城400年にちなみ、江戸期の三原で独自の発展を遂げた武芸について紹介する講演会が4日、三原市円一町の市中央公民館であった。歴史ファンの市民約30人が参加した。

 市教委文化課の学芸員山崎愛一郎さん(35)が「三原城を治めた歴代の浅野氏は武芸を重んじ、家元を保護した。三原は武芸の盛んな地として知られた」と解説。城内の稽古場で家臣が修行し、城主が視察する日は稽古の参加者が増えたとのエピソードも紹介した。

 山崎さんは木刀を使った実演も交え、長い刃が付いたやりを使う佐分利(さぶり)流槍術(そうじゅつ)や、室内の戦闘を想定した信抜(しんぬき)流居合術の所作を披露。「不利に見える動作も多いが、室内という特殊な環境での戦いに備えた工夫が凝らしてある」と特長を語った。

 本年度から市教委が始めたリレー講演会「学芸員よもやま話」の一環で開かれた。(政綱宜規)

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