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高速化、厚底シューズが好記録後押し 区間新、高まる期待

2020/1/15
昨年12月の全国高校駅伝の第2中継でリレーする高校生。ピンクの厚底シューズが目立つ

昨年12月の全国高校駅伝の第2中継でリレーする高校生。ピンクの厚底シューズが目立つ

 日本の長距離界に今、「高速化」の波が押し寄せている。昨年12月以降の各駅伝で新記録が続出。走力の向上や気象条件に加え、「厚底シューズ」の効果を指摘する声は多い。今大会も多くの選手が履くとみられ、最長で16年も破られてない各区間記録の更新に期待と注目が高まる。

 厚底シューズは米スポーツ用品大手ナイキが開発。軽量な素材にカーボンファイバーを挟み、反発力とクッション性の両立をうたう。12月の全国高校駅伝では主にピンクのシューズを多くの選手が着用し、1区は日本人で過去1人しかいなかった28分台を7人がマーク。年始の全日本実業団駅伝では計8人、箱根駅伝は計13人が区間新の快走を見せ、両大会記録も大幅に塗り替えられた。

 広島の吉本真啓(世羅高)は昨秋に着用を始め、2カ月余りで5000メートルの自己記録を30秒以上縮めた。「前に進む力を得られる感じ。慣れるまでに時間はかかったが、自分の走りに合ってきた」と話す。箱根駅伝6区で区間新を出した神奈川の館沢亨次(東海大)も「脚へのダメージが少ない」と効果を語る。

 ひろしま男子駅伝で最も古い区間記録は1区(7キロ)で、03年に松岡佑起(京都・洛南高)が出した19分51秒。3、5、7区の区間記録や大会記録も、10年以上破られていない。吉本は「区間新を出さないと区間賞は取れないと思う」と高速レースを想定して挑む。(加納優)

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