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【ひろしま男子駅伝の展望】三重、福島、埼玉、京都など横一線 19日号砲 例年上回る大混戦の様相 地元広島も上位狙う

2020/1/17
19日の本番を前に、笑顔でストレッチする広島チーム(撮影・藤井康正)

19日の本番を前に、笑顔でストレッチする広島チーム(撮影・藤井康正)

 19日号砲のひろしま男子駅伝に向け、47都道府県チームが17日までに広島入りした。地元広島は広島市西区のコカ・コーラ広島スタジアムで練習。けがによるエントリー変更で出場する見込みとなった2選手も合流し、目標の上位入賞へ向けて汗を流した。2連覇が懸かる福島や三重、埼玉などの有力チームも、レース本番への準備を整えた。

 広島は虎視眈々(こしたんたん)と上位を狙う。年末年始の駅伝で快走した相葉直紀(中電工)と新谷紘ノ介(世羅高)が、故障の2選手に代わってメンバー入りし、合同練習に合流した。勢いのある選手がそろい、前回の4位超えを視界に入れる。

 故障した藤川拓也(中国電力)、倉本玄太(世羅高)に代わり、好調な選手を招集した。相葉は全日本実業団駅伝で、3区の区間記録を更新し3位。新谷は全国高校駅伝で7区3位だった。5区に入る新谷は、事前合宿に帯同しており、準備は万端。「中学時代から憧れ、出たいと思っていた大会。良い走りをしたい」と力を込めた。

 18日の練習から加わる吉田圭太(青学大)を除く9選手は、軽めのメニューで最終調整。コースの試走やジョギングで汗を流した。初代表でアンカーを務める予定の相葉は「緊張はあるが、今季やってきたことには自信がある」。1キロを設定タイム通りで走り、調子の良さをうかがわせた。

 岩本真弥監督(ダイソー)は「相葉はいい顔をしていたし、鍵を握る5区を走る新谷は力がある。8位入賞が最低目標だが、ミスなくいけばおもしろいレースができそうだ」と自信をにじませた。(矢野匡洋)

 ▽東京、千葉も戦力充実

 例年を上回る大混戦の様相を呈している。初優勝が懸かる三重、2連覇を狙う福島、強力な一般を擁する埼玉、総合力が高い京都などが横一線で並び、アンカー勝負まで目の離せない展開になりそうだ。

 三重は全日本実業団駅伝3区区間新の西山雄介(トヨタ自動車)を軸に一般が充実し、全国中学校駅伝1区1位の倉本晃羽(白子中)ら中学区間も強力。高校生の奮起が悲願達成へのポイントとなる。福島は松山和希(学法石川高)ら高校生3人の5000メートル平均タイムが13分台と群を抜く。3区には学生最強ランナー相沢晃(東洋大)を予定しており、アンカーまでにどれだけ後続を引き離せるかが2連覇の鍵だろう。

 埼玉はマラソン前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)がアンカーで2年ぶりに出場。中学生も強力なだけに、高校生の粘りで設楽に逆転圏内でつなぎたい。12日の女子に続く都道府県駅伝制覇が懸かる京都は、一色恭志(GMO)らを軸に隙のない布陣だ。

 持ちタイムの合計ではトップの愛知、3大会連続で3位以内の長野、五輪イヤーに優勝を目指す東京、高校生が充実する千葉などの戦力もひけを取らない。地元広島も好調なランナーをそろえて上位入賞をうかがう。

 山口はエース田村和希(住友電工)や前回1区区間賞の菖蒲敦司(西京高)を軸に、前回の24位からの躍進を目指す。前回20位の岡山も全国高校駅伝準優勝の倉敷高勢を中心に順位アップを狙う。35歳のベテラン岡本直己(中国電力)が引っ張る鳥取は、過去最高の12位以内に挑戦。島根は前回40位から前進を図る。(加納優)

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