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【ひろしま男子駅伝】設楽(埼玉)と相沢(福島)、7区で激突 一般に五輪代表候補ずらり 郷土のエース担う

2020/1/18
相沢との対決を待ちわび、最終調整する埼玉の設楽(撮影・山崎亮)

相沢との対決を待ちわび、最終調整する埼玉の設楽(撮影・山崎亮)

 時に肩をぶつけ合い、われ先にと前へ出る。各世代の主役の座を争う戦いが、ことしも見ものだ。一般は東京五輪を見据え、中高生は「MVP」という勲章へ一直線に向かう。どの選手も気合がみなぎり、18日はジョギングやスピード練習などで最終調整した。

 郷土を背負う気概は、日の丸を目指す心意気に負けない。一般には東京五輪代表候補がずらり。いずれも各チームのエースを担い、代表切符獲得に向けて弾みをつけるレースとする。

 7区はマラソン前日本記録保持者の埼玉・設楽悠太(ホンダ)が、学生最強ランナーの福島・相沢晃(東洋大)との対決を楽しみにする。設楽は18日夕、宮崎合宿から広島入り。すぐに宿舎から駆け出した。「調子はいい方。とにかくあしたはチームのために頑張るだけ」

 1万メートルの代表を狙う相沢は連覇と区間記録(37分9秒)更新へジョギングで調整した。注目度は高く、多くのファンに囲まれた。「36分台が目標。ロード最後の大会をいい形で終わってトラックにつなげたい」。話題の「厚底シューズ」を履いて臨む予定だ。

 1万メートル五輪代表候補の実力者は多い。宮城の7区村山紘太(旭化成)は、安芸路と縁を感じる。「この大会に出場した年は成績がいい。攻めの気持ちで臨む」。2015年は1万メートルの日本記録を樹立し、16年はリオデジャネイロ五輪代表に決定。4年前の再現へ1000メートル走で汗を流した。

 山口の3区田村和希(住友電工)は左足親指骨折から復活。短距離走などで最終調整した。「早いペースに乗れなければ置いていかれる。今後もう一段階ギアを上げられる機会になれば」と意気込む。

 昨年の日本選手権3000メートル障害王者の阪口竜平(東海大)は京都の3区。1000メートル走をこなし、区間賞を狙う。両膝痛を抱えていたが、今は不安はない。「トップレベルの選手が集まる。いい20年のスタートを切りたい」と万全の準備で号砲を待つ。(上木崇達)

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  • 「7区の区間新記録を目指す」と誓う福島の相沢(撮影・安部慶彦)
  • ジョギングで汗を流す山口の田村(撮影・安部慶彦)

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