コラム・連載・特集

悔しさを成長の糧に 広島県チーム中学生の小島・村上

2020/1/20 8:13
「世羅高で力を付け、またこの大会に戻ってくる」と誓う小島(右)と村上(撮影・安部慶彦)

「世羅高で力を付け、またこの大会に戻ってくる」と誓う小島(右)と村上(撮影・安部慶彦)

 初めての安芸路は、涙でぬれた。16位に沈んだ広島県チームで、3キロの中学生区間を担った2区小島悠生(磯松中)は区間13位、6区村上響(鷹取中)は区間30位。小島は「抜かれることはこんなに悔しいんだと思った。1年後に帰ってきたい」。中学最後の大舞台での苦い経験を、成長の糧とすることを誓った。

 2位でたすきを受けた小島は、1キロ付近で先頭に近づいたものの、後続集団にのみ込まれ5位に後退。「持ち味のラストスパートを生かせなかった」と第2中継所のテントで涙を見せた。

 16位でスタートした村上は、設定した2分55秒よりも早く1キロを通過した。しかし、2キロ以降は苦しんだ。「速いペースで入り、そのまま戦える体力を付けたい」と唇をかんだ。

 ともにポジティブで引きずらない性格。青学大のエースでこの日3区を走った吉田圭太は「今年の中学生はすごい」と素質を認める。2人は吉田も通った世羅高に進学予定。小島は「僕は負けず嫌い。入学までの3カ月も無駄にしない」。村上は「この悔しさはこの大会でしか晴らせない。区間30位という数字は、高校3年間で追い抜くための指標になる」と前を向いた。(矢野匡洋)

  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

関連記事の最新記事
一覧

  • 悔しさを成長の糧に 広島県チーム中学生の小島・村上 (1/20)

     初めての安芸路は、涙でぬれた。16位に沈んだ広島県チームで、3キロの中学生区間を担った2区小島悠生(磯松中)は区間13位、6区村上響(鷹取中)は区間30位。小島は「抜かれることはこんなに悔しいんだと...

  • 山口県勢23位 最高タイムは更新「成長見えた」 (1/20)

     19日にあったひろしま男子駅伝で、山口県チームは2時間20分38秒で23位だった。3区の田村和希主将(24)=住友電工=が区間賞の走りを見せたが、後半順位を落とし、2年ぶりの入賞は果たせなかった。 ...

  • 島根県勢43位、8年ぶり2時間25分台切る 粘りの走り、力を発揮 (1/20)

     19日にあったひろしま男子駅伝で、島根県チームは2時間24分45秒で43位だった。3年連続40位台ながら、8年ぶりに2時間25分台を切るタイムで走り切った。河村靖宏監督(43)=向陽中教=は「やって...

  • 岡山県勢29位、高校生の奮闘目立つ 目標の10位台には届かず (1/20)

     19日のひろしま男子駅伝で、岡山県チームは2時間21分27秒で29位だった。タイムは20位だった前回から約1分縮めたが、順位を下げた。目標の10位台は4年連続で届かなかった。新雅弘監督(58)=倉敷...

  • ご当地グルメに長い列 ふるさとひろば (1/20)

     全国各地の自慢の味を集めた平和記念公園南側の「ふるさとひろば」。郷土芸能の披露もあり、多くの家族連れたちでにぎわった。 平和大通り北側には各都道府県人会の応援団テントがずらり。富山県人会は名物「ます...