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【ヒロシマの空白 被爆75年】街並み再現 八丁堀、壊滅前の活気 中国新聞写真サイト、新たに110枚加わる

2020/2/28 6:19
1934年11月、胡子大祭に集まった地元商店街の人たち。当時の胡子神社は現在より西側にあり、鳥居の近くで撮影されたとみられる(川野哲生さん提供)

1934年11月、胡子大祭に集まった地元商店街の人たち。当時の胡子神社は現在より西側にあり、鳥居の近くで撮影されたとみられる(川野哲生さん提供)

 原爆で壊滅する前の広島市中心部を捉えた写真を集めてグーグルマップ上に公開する中国新聞のウェブサイト「ヒロシマの空白 街並み再現」に28日、八丁堀(中区)と周辺地区で1930年前後から45年までに撮影された約110枚が加わった。

 八丁堀は、戦前から広島県内で最も活気があった地区の一つ。百貨店「福屋」のにぎわいや、生活感あふれる商店街の日常が一枚一枚から伝わってくる。幟町国民学校の児童が校庭で畑を耕す様子など、戦時下の厳しい市民生活を伝えるカットもある。

 ウェブサイトは被爆75年に合わせた重点企画「ヒロシマの空白」の紙面展開と連動しており、1月には本通りと紙屋町周辺の約150枚をアップした。今後も公開エリアを順次広げ、原爆に奪われた街と市民の営みを「再現」していく。
ウェブサイト<ヒロシマの空白>


被爆前の本通り写真など200枚 広島県内7施設「消えた街」保存

街並み再現 本通りで生きていた被爆前

街並み再現・本通り<1>理髪店主のアルバム

街並み再現・本通り<2>キリンビヤホール

街並み再現・本通り<3>袋町国民学校

街並み再現・本通り<4>商店街

街並み再現・本通り<5>探し続けて

街並み再現 奪われた日常、地図とともに 中国新聞が写真紹介サイト開設

街並み再現 にぎわう八丁堀、戦前から

街並み再現 八丁堀、壊滅前の活気 中国新聞写真サイト、新たに110枚加わる

町並み再現 旧中島地区と周辺<上>「旧中島本町」

街並み再現 旧中島地区と周辺<下>「旧材木町など」

街並み再現 本川地区 児童や職人で活気

街並み再現 基町と周辺 軍都の象徴

街並み再現 国泰寺町 夢抱いた学びや

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被爆前の写真、ウェブに1000枚 読者提供続々

街並み再現 その他の写真

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  • 1933年2月に福屋旧館で行われた火災避難訓練。「福屋五十年史」によると、「日本初の高層ビル火災」といわれる前年の白木屋百貨店火災がきっかけだった(福屋提供)
  • 「ヒロシマの空白 街並み再現」ウェブサイト

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