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【高校野球 名将の伝言】迫田穆成氏(80)=広島商など<下>自分で考え動く選手を

2020/5/3 7:06
如水館監督時代の2011年夏の甲子園、関西(岡山)との準々決勝で指示を出す迫田監督

如水館監督時代の2011年夏の甲子園、関西(岡山)との準々決勝で指示を出す迫田監督

 ▽重圧に勝つ力を育む

 ―広島県では、夏の甲子園優勝を経験した唯一の現役監督です。一貫した指導方針はありますか。

 甲子園の決勝で失策をして負けても、周りが仕方ないと思う選手になれ、ということ。普段の練習からいかに真剣に取り組める選手を育てられるかがテーマだ。

 自分が高3の夏。三塁コーチを務めた甲子園決勝、法政二(神奈川)戦だった。セーフになったが、一塁走者に三塁を回る指示がうまく伝わらず、その回で交代させられた。それから5年間、夏が来るたびに日本一の瞬間ではなく、この場面の夢を見た。勝ってそうなったのだから、負けていたらもっとトラウマ(心的外傷)になっただろう。自分みたいな思いを選手にさせたくないというのが、原点にある。
(ここまで 314文字/記事全文 1270文字)

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