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悔しい/かける言葉ない/寄り添う…中国地方「春」の代表校反応

2020/5/21 10:06

 春に続いて夏も―。3月の選抜高校野球大会に出場予定だった中国地方の代表校の監督や選手は、全国選手権大会中止の知らせに「仕方ないが悔しい」「(選手に)かける言葉がない」などと落胆した。

 4月中旬から休校中の新庄(広島)。選抜大会の中止決定後に就任した宇多村聡監督は「選手にはスタッフと手分けして電話し、夏に向けて万全な状態にしようと言ってきた。残念の一言」と心境を語った。選手とは会えておらず、「とにかく会っていろんな話をして、今後どうするかを考えたい。自慢の選手に直接自分の思いを伝えたい」と強調した。

 選抜大会に21世紀枠で選ばれ、春夏通じて初めて甲子園に立つはずだった平田(島根)。植田悟監督は「春に続いて目標がなくなるのは苦しいし、悔しいし、悲しい」。3年生14人には登校日の21日に声を掛けるという。「ここで投げ出したり、腐ったりせず、人間的に成長してもらいたい。そのためにも僕は彼らの思いを聞き、高校生活最後の日まで全力で寄り添いたい」と力を込めた。

 倉敷商(岡山)の梶山和洋監督は「3年生はもう甲子園に挑戦できず、ダメージは大きい。どんな言葉をかければいいか分からない」と苦しい胸の内を明かした。昨夏は岡山大会決勝で惜敗し、今春の選抜大会は中止。原田将多主将は「ここまで頑張ってきたのにつらい。甲子園は幻のような存在だった」と肩を落とした。(日野淳太朗、山本堅太郎) 

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