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球児や指導者、喜びの声 広島県高野連、代替大会開催へ

2020/6/6 9:16
代替大会に向け、打撃練習に励む広島商ナイン

代替大会に向け、打撃練習に励む広島商ナイン

 広島県高野連が、新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校野球選手権広島大会の代替大会の開催を決めた5日、県内の球児や指導者から喜びの声が上がった。

 昨年の広島大会を制した広島商では、荒谷忠勝監督が練習中に3年生42人を集めて代替大会の決定を伝えた。精悍(せいかん)なナインの表情が一段と引き締まり、3年中島勇介主将は「希望を持って練習してきたので非常にうれしい。昨年以上に一番にこだわって戦いたい」と力を込めた。荒谷監督は「集大成の大会が開かれるのはうれしいし、安心した」と表情を緩めながらも、「これからは下級生も含めたメンバー争いが激しくなる。真剣勝負でいく」と気持ちを高ぶらせた。

 「そのまま引退なのかなと思っていたので大会で戦えることに感謝したい」。因島の3年松原稜馬主将は声を弾ませた。保護者を含めて無観客の予定で「仲間同士で成長した部分を見せ合えれば良い」と意気込んだ。県監督会会長を務める広陵の中井哲之監督は「ありがたい。甲子園はないが、高校野球に区切りを付けるために全力で戦ってほしい」と願った。

 県高野連は5月29日の理事会以降、独自の感染防止ガイドラインを作成し、専門家の意見を踏まえた上で開催を決定。ベンチ入り選手は20人とし、試合ごとの入れ替えや控え選手の応援の可否を検討している。近隣地区での対戦や時間制限などを協議し、来週中に大会要項をまとめる方針だ。(西村萌、加納優、矢野匡洋) 

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