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甲子園へ再び気合 センバツ代表の中国地方4校、感謝と喜び

2020/6/10 22:40
宇多村監督(手前)から交流試合の開催決定の知らせを聞く新庄ナイン(撮影・藤井康正)

宇多村監督(手前)から交流試合の開催決定の知らせを聞く新庄ナイン(撮影・藤井康正)

 一度は諦めた聖地でのプレーが現実に―。日本高野連が今春の選抜高校野球大会に出場予定だった32校を対象とした甲子園での交流試合開催を決めた10日、中国地方の代表4校からは「幸せなこと」「ありがたい」と感謝の声が広がった。

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 新庄(広島)は練習前、宇多村聡監督が85人の部員を集めて報告。「これ以上にない幸せなことだが、当たり前じゃない。甲子園で野球ができることに感謝してしっかりやろう」と呼び掛けた。ナインは表情を引き締め、気合を入れてグラウンドに飛び出した。

 下志音主将は「春も夏の甲子園も中止で目標を見失った部分があったが、憧れの場所でプレーできることが本当にうれしい」と頬を緩めた。休校明けの6月1日から練習を再開。「まずは広島(県代替大会)で1位を取れるように準備する。退任した迫田(守昭)前監督にも恩返しできるように頑張っていきたい」と見据えた。

 21世紀枠で春夏通じて初出場を決めていた平田(島根)も喜びに沸いた。植田悟監督は「日本の高校球児の代表として甲子園の舞台に立つことができる。もう一度、甲子園で校歌を歌う目標を目指そう」と選手へエールを送った。保科陽太主将は「まずは(島根県)代替大会で優勝すること。代表校として恥ずかしくないプレーを憧れの甲子園でできるように、準備していきたい」と強調した。

 倉敷商(岡山)の梶山和洋監督は「本当に感謝している。どんな相手でも勝てるように頑張る」とコメント。鳥取城北の山木博之監督は「ありがたいが、野球だけなので手放しで喜ぶ訳にはいかない面もある」とした上で、「鳥取(県代替大会)で名実ともに代表となって最後の1試合に臨もうと選手に伝えた」と話した。(西村萌、高橋良輔、矢野匡洋) 

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