議会watch

一般質問 11日の詳報

広島市議会2020/6/11 22:41

 【川口茂博氏(自民党市民クラブ、安芸区)】

 ●新型コロナウイルスに伴う学校再開について

 新型コロナに伴う長期休校により、不足した授業日数をどう確保するのか。土曜や春休みを使った日数確保の予定や、本来の夏休みの間の学校給食、生活環境の変化でストレスを抱える子どもへのケアなどの対応を教えてほしい。

 糸山隆教育長 夏休みと冬休みの短縮で21日分の授業を確保する。それでも足りない8日分は行事の重点化や時間割の工夫などで対応し、土曜授業や春休みの短縮は現時点では考えていない。給食は調理員の暑さ対策などを検討し、可能な限り提供する。担任による個人面談後も、定期的な教育相談をし、必要に応じて補習するなど、問題の早期発見と対応に努める。

 【三宅正明氏(自民党保守クラブ、安芸区)】

 ●コロナ禍での避難所運営

 西日本豪雨では早期避難が課題となったが、新型コロナの感染拡大で避難所の状況は一変した。感染につながる「3密」を回避する市の対策は十分か。少人数で避難できる仕組みや集会所の活用など、地域固有の対応を取るべきだ。

 岩崎学危機管理担当局長 エアーベッドの配布などの避難所の環境改善、新型コロナ対策のマニュアル作りや資機材の配備を進めている。避難所の設営は国基準の順守も重要だ。集会所は自主避難先としては活用できても、市による指定避難場所とするには派遣する職員が足りず、避難者支援に問題が生じる懸念がある。現時点では指定避難場所としての開設は難しい。

 【定野和広氏(市政改革ネットワーク、西区)】

 ●一律10万円の特別定額給付金の配布状況

 経済が停滞して家計が苦しい時の直接的な支援で評価できるが、市民の手元に届かなければ意味がない。現在の配布状況はどうか。全国で混乱が伝えられる窓口業務に問題はないか。

 手島信行企画総務局長 申請数は10日時点でオンラインが1万8144件、郵送が44万7千件。このうちオンラインは1万4813件に計35億6700万円を給付した。郵送分は12日からで、同日中にまず1万8792件の計41億9900万円を給付する。オンラインは問い合わせが多く、急がない場合は郵送申請を促している。各区の相談窓口の相談件数は多い日は200件、少ない日は10件で、大きな混乱はない。

 【並川雄一氏(公明党、中区)】

 ●デートDVの啓発や予防

 ドメスティックバイオレンス(DV)の一つである交際相手からの暴力「デートDV」について、特に若い世代への啓発が必要だ。市としてどう取り組むか。

 政氏昭夫市民局長 デートDVでは、市内の全ての高校1年生に啓発リーフレットを配り、中学2年生に渡す男女共同参画の冊子でも説明している。相談窓口を記した名刺大のカードは、高校生の利用が多い民間商業施設でも配布しており、さらに広げたい。

 ただ、デートDVに対する認識が高いとはいえず、取り組みの検証が重要だ。若い世代を対象とした市独自の調査の実施について、学校現場や市教委の意見も聞き、検討していく。

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