コラム・連載・特集

【ヒロシマの空白 被爆75年】原爆罹災者名簿を公開 6日まで広島国際会議場

2020/8/1
公開が始まった原爆罹災者名簿

公開が始まった原爆罹災者名簿

 原爆で行方が分からなくなった人の消息を知る手掛かりとなる「原爆罹災(りさい)者名簿」の公開が1日、広島市中区の広島国際会議場3階の研修室で始まった。2万3039人の名前や最期の状況を確認できる。6日まで。

 1968年に広島東署で見つかった検視調書や周辺町村役場が作成した戦災死者の名簿など計83冊。名前や死因、被爆当時の住所などが記録されている。希望者は捜している人の名前を受付で申請し、名簿に載っていれば閲覧できる。

 昨年は19人の申請があり、8人の確認につながった。市平和推進課は「被爆75年の節目に、当時の状況を少しでも知りたいと思う人はぜひ問い合わせてほしい」と呼び掛けている。

 会場では、名前が判明しながら引き取り手が見つかっていない原爆供養塔の納骨名簿も掲示。原爆死没者名簿の登録申請も受け付けている。新型コロナウイルス感染防止対策として部屋に一度に入室できるのは10人まで。午前9時〜午後5時。同課Tel082(242)7831。(寺本菜摘)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

ヒロシマの空白 被爆75年の最新記事
一覧