「原爆の日」特集

長崎の犠牲者に黙とう 広島・原爆資料館で「慰霊の会」

2020ヒロシマ2020/8/10 8:25
長崎で原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうする参加者

長崎で原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうする参加者

 長崎原爆の日の9日、広島市中区の原爆資料館で「長崎原爆犠牲者慰霊の会」があった。被爆者や市民たち約50人が参加し、核兵器廃絶と世界恒久平和を誓った。新型コロナウイルスの感染防止対策で座席数を減らしたため、参加者数は昨年の半分となった。

 参加者は長崎市の平和公園であった平和祈念式典のテレビ中継を見守り、原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうした。平和宣言を読み上げる田上富久市長の「被爆者に拍手を」の呼び掛けには手をたたいて応じ、核被害を伝えていく思いを新たにした。

 被爆者を代表してあいさつした広島県被団協の佐久間邦彦理事長(75)は、広島地裁が7月、「黒い雨」に遭った原告全員を被爆者と認めた判決に言及した。国が広島市と県に控訴を求めないよう「長崎からも応援をお願いしたい」と語った。

 慰霊の会は、広島平和文化センター(中区)が主催した。(山本祐司)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

2020ヒロシマの最新記事
一覧