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辞職首長・議員、「河井夫妻、往生際悪い」 批判や不満

2020/8/25 23:53

 「真実を語って」「原因をつくった本人なのに往生際が悪い」―。河井克行、案里両被告が初公判で無罪を主張した25日、克行被告から現金を受け取ったことを理由に辞職を余儀なくされた首長や議員からは批判や不満の声が相次いだ。

特集・河井夫妻買収事件公判

 60万円の受け取りを認めて7月に辞職した安芸高田市の児玉浩前市長(57)は「自分は辞職してけじめをつけたが、当の本人は責任を取っていない」と批判。「真実を語ってほしい」と訴えた。

 検察側から法廷で現金授受について証言するよう要請を受けているという。「これまで捜査機関に説明した通りに全てを話したい」と語った。

 20万円を受け取ったとして4月に辞職した広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)は「裁判で真相の解明を望む。(無罪主張をするなら)夫妻は理由をしっかり説明しなければならない」と注文した。150万円の授受を認めて6月に辞職した三原市の天満祥典前市長(73)は「裁判で有罪となれば正式な場で謝ってほしい」と求めた。

 現金を受け取った地方議員を巡っても4人が辞職し、1人が辞職を表明するなど混乱が続く。20万円を受け取ったと認めて7月に議員辞職した安芸高田市議会の先川和幸前議長(73)は「往生際が悪い。原因をつくったのは克行被告。金を配ったことへの説明責任を果たし、身の振り方を考えてほしい」と強調した。


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