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克行被告が非難「なんで検察官を向くんだ」 河井夫妻公判、案里被告秘書の証言中

2020/9/4 13:16
河井克行被告

河井克行被告

 「なんで検察官の方を向くんだ」。4日に東京地裁であった大規模買収事件の公判中、河井克行被告が証言中の証人を非難する場面があった。高橋康明裁判長は不規則発言として注意し、克行被告は謝罪した。

特集・河井夫妻買収事件公判

 検察側の証人として出廷した案里被告の前田智代栄公設第1秘書。2日目の証人尋問となった4日は克行被告の弁護人との一問一答を続けた。時折、検察官に目を向けることもあった。

 検察の取り調べ状況を尋ねられ、前田秘書は広島地検で74回の任意聴取を受けたと回答。「容疑についてどのような説明があったのか」と問われると、答えに詰まり、数秒間沈黙した際、発言が認められていない克行被告が被告人席から急に「なんで検察官の方を向くんだ」と発言した。

 克行被告の弁護人は「(視線を合わせて意思疎通をする)アイコンタクトを検察官に送った」と主張。前田秘書は「送っていない」と反論した。高橋裁判長が不規則発言として注意すると、弁護人から促された克行被告は被告人席に座った状態で「以後気を付けます。大変失礼しました」と裁判長に頭を下げた。案里被告は黙ってその様子を見つめていた。

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