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首相秘書団が広島行脚 参院選公示前、後援会関係者を「しらみつぶしに」

2020/9/15 22:53

 ▽克行被告秘書、任意聴取で供述

 大規模買収事件で公選法違反罪に問われた河井克行、案里両被告の第8回公判が15日、東京地裁であった。検察側は、克行被告の光元博美公設第2秘書の供述調書を朗読。光元秘書が任意聴取で「安倍晋三首相の秘書が後援会関係者をしらみつぶしに回った」と供述したと明らかにした。

 検察側が読み上げた供述調書によると、山口県内の安倍事務所の秘書が参院選公示前の昨年5月23、28、30日に広島市安佐南区内で活動。克行被告の後援会関係者をタクシーで回り、多い日で60軒を訪ねた。随行した光元秘書は克行被告に「私が1人で訪問するより、話を多く聞いてくれる人が多い。皆さん応援すると言ってくれる」と、来援の効果を報告。検察当局の聴取では「総理秘書団が与えるインパクトが大きいと思った」と供述していた。

 光元秘書はこの日、検察側の証人として出廷し、検察側の主尋問に答えた。克行被告の後援会「三矢会」などが参院選前に4回開いた集会について、光元秘書は「集会の目的は最終的に参院選で(案里被告への)投票を呼び掛けるためだった」などと証言した。

【詳報・第8回公判】
 秘書証言<1>総理秘書団が与えるインパクト大きい
 秘書証言<2>案里被告の選挙に向けて外回り指示された
 秘書証言<3>場所は安佐南区民文化センターです
 秘書証言<4>最終的には投票や投票の呼び掛けのお願いです

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