呉、新庄にコールド負け 「ちぐはぐだった」センバツ絶望的に 秋季広島県高校野球
2020/9/26 16:44
秋季広島県高校野球大会第3日は26日、尾道市のしまなみ球場などで2回戦があった。呉は新庄に2―9で八回コールド負け。2017、19年に続く選抜大会出場は絶望的となった。
「ちぐはぐだった」と中村信彦監督。5点を追う三回に3連打で2点をかえしたが、先発石野航多が粘れなかった。「集中力が欠けてしまった」と八回までに16安打を浴びて9失点。持ち味の守備にもほころびが出て、8安打を放ちながらも追い上げられなかった。
尾道商などを甲子園に導いた65歳の指揮官は「やっぱり守備。穴があると、力のあるチーム相手には倍返しされる」とため息をついた。監督の孫で、先発マスクをかぶった1年中村爽太郎は「甲子園に行きたい気持ちはじいちゃんと同じ。一球一球、集中力を高めていきたい」と成長を誓った。
【関連記事】
◇西部地区大竹 10―0 五日市国泰寺 8―1 廿日市西崇徳 5―3 宮島工
◇東部地区誠之館 1―0 盈 進尾道商 2―1 三 原尾道北 13―5 福山工
◇西部地区宮島工 5―4 山陽城北 11―3 廿日市観音 5―3 基町
◇北部地区三次 12―6 千代田・吉田世羅 10―0 安西油木 11―1 三次青陵
◇西部地区広島商 15―1 舟入基町 5―2 井口崇徳 4―1 城北