議会watch

一般質問 29日の詳報

広島県議会2020/9/30 9:23

 【恵飛須圭二氏(自民議連、東広島市)】

 ●農業分野でのロボットの活用

 ロボットは農業分野で今後、期待されるパートナーであり、無人トラクターなども実用化されている。ビジネスやサービスの形態が革新を続ける中、中山間地域で新しい地域社会をつくるために活用を先進的に進めてはどうか。

 上仲孝昌農林水産局長 農業分野での先端技術は、生産の効率化や低コスト化など、競争力を向上するためのツールと期待されている。今後も農業従事者の高齢化や減少が見込まれる中で、喫緊の課題だ。

 県では農業経営の改善を目的に、生産者や企業、研究機関、行政が連携して実用化を加速できるよう取り組んでいる。具体的には庄原市のキャベツ栽培で、収穫予測システムの開発や全自動収穫機の導入などの実証実験をしている。

 【犬童英徳氏(民主県政会、呉市)】

 ●新型コロナウイルス禍での障害者や高齢者支援

 新型コロナウイルス対策で、医療・福祉施設の支援については多く議論されてきた。一方、病弱者や障害者、高齢者個人の現状は把握できているのか。置き去りになっているのではないかと不安を感じている。実情をどう認識し、どう支援をしているのか。

 木下栄作健康福祉局長 実態調査やヒアリングで情報収集してきた。在宅生活をしている障害者や高齢者は、外出自粛による閉じこもりや活動量の減少、地域とのつながりの希薄化などの課題を抱えている。

 これを踏まえて民生、児童委員による見守り支援を強化し、相談支援専門員による健康管理や生活支援の態勢を整備した。リーフレット配布や体操動画の発信で、自宅でできる健康づくりの情報を周知している。

 【緒方直之氏(自民議連、広島市東区)】

 ●県教委の幹部人材育成

 県立学校長の2年以内の交代は、前教育長の時は1年当たり約3人だったが、現在は約10人。こうした人事の頻発は、上司の意向を過度に意識し「忖度(そんたく)」する硬直的な組織を生みかねない。「教育長の指示だからという命令が多い」などの声を聞く。なぜ短期の交代が増えているのか。

 平川理恵教育長

 教育政策の迅速な実施や組織の活性化へ、適材適所の配置を心掛けている。

 管理職の異動は、能力はもとより意欲を重視し、配置後も必要な支援を絶対に欠かさない。県教委と学校現場を行き来することで現場感覚を養って教育行政に反映させるとともに、女性や若年者を積極登用するのを基本としている。短期で替わるケースもあるが、政策の継続性に支障が生じないように進めている。 

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