西条農、広島商を破り中国地区大会切符、秋季広島県高校野球3位決定戦
2020/10/4 15:04
秋季広島県高校野球大会最終日は4日、三次市のみよし運動公園で3位決定戦があった。西条農が広島商を8―5で下し、6年ぶりの秋季中国地区大会出場を決めた。
西条農の執念が試合の流れを変えた。0―4の五回、村中主将の遊撃内野安打で1点を返すと、その後は2安打に暴投なども絡んで6得点のビッグイニングをつくった。三浦監督は「(五回は)たまたまが続いてくれて、結果的に良い流れができた」と喜んだ。
先発の沖田は「逆転して気持ちが楽になった」と尻上がりの投球。六回以降の広島商打線の反撃を1点に抑え、9回を1人で投げきった。中国地区大会に向け、指揮官は「戦い抜くには沖田に続く2番手投手が必要。なんとか底上げしたい」と見据えた。
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◇北部地区三次 12―6 千代田・吉田世羅 10―0 安西油木 11―1 三次青陵
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