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克行被告の音声再生「県連何もやってくれない」 市議は「1億か2億きとるで、安倍さんから」

2020/10/13 14:50
河井克行被告

河井克行被告

 参院選広島選挙区の大規模買収事件で河井案里被告(47)=参院広島=の第18回公判が13日、東京地裁であった。自民党の海徳裕志広島市議(60)=安佐南区=が検察側の証人として出廷し、案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=に「これ総理から」などと言われ、計50万円を受け取ったと証言。克行被告との会話を録音した音声を再生した。

 海徳市議は、安佐南区にある自身の事務所で克行被告から昨年3月下旬に30万円、同6月1日に20万円を渡されたと認め、6月1日の場面を録音したと説明した。法廷で流された音声では、克行被告は「大変ですよ。(自民党広島)県連が何もやってくれないから、助けてくださいよ」「やっぱり安佐南で票が出んことにはね」などと支援を要請。帰り際に20万円が入った封筒を差し出した際には「これ気持ちですから」と説明していた。

 克行被告が帰った後の海徳市議と妻との会話も録音。封筒の中身を確認した海徳市議の妻が「20」と話し、海徳市議は「絶対1億か2億きとるで、安倍(晋三前首相)さんから」と語ったやりとりが法廷で再生された。

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