コラム・連載・特集

長崎龍深(ながさき・りゅうしん) 三重吉の精神

2020/10/15 8:54
長崎龍深さん(鈴木三重吉赤い鳥の会会長)

長崎龍深さん(鈴木三重吉赤い鳥の会会長)

 「ある日のことでございます。お釈迦(しゃか)さまは極楽の蓮池(はすいけ)のふちを独(ひと)りでぶらぶらお歩きになっていらっしゃいました」。これは芥川龍之介「蜘蛛(くも)の糸」の冒頭の文章です。この文章、声に出して朗読するととても心地よく感じるのは私だけでしょうか。他にも「吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い」など秀逸な文学作品は、書き出しからして心に響くものがあります。
(ここまで 190文字/記事全文 853文字)

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