創志学園、山口3位の宇部鴻城に敗れる 秋季中国地区
2020/10/23 14:24
【宇部鴻城7―2創志学園】
高校野球の秋季中国地区大会は23日、松江市営野球場で1回戦があり、宇部鴻城が7―2で創志学園に勝利した。田中翔主将は「山口で3位の自分たちは挑戦者。じゃんけんで勝って先攻を取り、攻めの野球ができた」と汗を拭った。
全7得点を2死から奪った。四回は満塁で「8番・投手」の天野大空が三塁線を破る先制の2点二塁打。「打撃は苦手だけど、食い込んでくるスライダーをうまく打てた」。投げては直後の反撃を1点で耐え、角度のある直球とフォークで2失点完投した。
六回に4点を追加。2死走者なしからの4連打で畳み掛けた。この回の右越え3ランを含む4安打を放った3番平田健真は「(本塁打は)投手が首を振ったので変化球はないと思った」と内角直球を鮮やかに一振り。「山口県大会は自分の失策で負けたので、守りの意識を大事にしたい」と次戦を見据えた。
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