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コロナと正月

2020/10/25 7:20

 晴れ着姿で千歳飴(ちとせあめ)を手にした子どもがうれしそう。神社に早めの七五三参りをする家族連れの姿があった。少し気が早いのではと思ったが、これもコロナの影響か。混み合う前にというのだろう。勧めている神社もあるようだ▲七五三どころか、もう初詣の対応まで。神社庁は感染防止ガイドラインを作成した。三が日にこだわらず「分散参拝」を呼び掛け。手水(ちょうず)鉢のひしゃくは撤去されて、おみくじは手を消毒してどうぞとなるかもしれない▲初詣や帰省の人出が集中するのを避けるため政府も企業などに要請する。年末年始の休暇を延長し、1月11日までゆっくりと―。カレンダー通りなら4日が仕事始め。混雑や渋滞から解放されるならうれしいが、喜べる人ばかりではあるまい▲旅行業界が歓迎する一方、サービス業はずっと働くことにならないかとの声も。学校は冬休みを長くするのか。春先に一斉休校しており、いよいよ勉強の遅れが心配になってくる。児童や生徒も果たして喜ぶかどうか▲コロナ禍の中、迎えるお正月。心穏やかに長く休めるか。じっくり神頼みしようか。2カ月以上先だが、今から思案しても気が早いとは言えまい。鬼よ、笑ってくれるな。 

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