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【激震 元法相夫妻公判】案里被告判決は年明けか 12月15日求刑、23日結審

2020/11/11 22:54
保釈されて初の公判に出廷するため東京地裁に入る案里被告(代表撮影)

保釈されて初の公判に出廷するため東京地裁に入る案里被告(代表撮影)

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第24回公判が11日、東京地裁であり、12月23日に結審することが決まった。同15日に検察側の論告求刑、同23日に弁護側の最終弁論がある。関係者によると、年明けにも判決が言い渡される見通し。

 案里被告が10月27日に保釈されて初めての公判。弁護人たちと東京地裁にタクシーで入り、スーツにハイヒール姿で議員バッジを着けて弁護側の席に座った。弁護人によると、案里被告の母親が「バッジを着けていけば」と言ったという。

 公判では論告求刑と最終弁論の期日を決定。検察側は、10月にあった案里被告の公判に証人として出廷し証言拒否を繰り返した夫の克行被告(57)=衆院広島3区=の供述調書や、案里被告が書いたとみられるエッセーを証拠に採用するよう求め、エッセーは選挙運動の認識の立証に必要と主張した。いずれも弁護側が同意せず、地裁は採用するかどうかの判断を留保した。

 案里被告は起訴から100日以内に判決を出すよう努める「百日裁判」として審理され、13、17、20日に被告人質問がある。案里被告自身が法廷で事件について説明するのは8月25日の初公判以来となる。

 起訴状によると、克行被告と共謀して広島県議ら5人に計170万円を渡し、克行被告はこの5人を含む100人に2901万円を渡したとされる。克行被告は9月に弁護人全員を解任した影響で公判が予定より大幅に遅れている。両被告とも買収の意図を否定し、無罪を訴えている。

【案里被告第24回公判詳報】
【証拠採用と今後の日程の協議】克行被告が「こたさん」、案里被告が「ぶーちゃん」

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