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決別 金権政治

【解説】1億5000万円の使い道 法目的軽視の「ゼロ回答」【決別 金権政治】

2020/11/20 23:14

 巨額の税金が投入された1億5千万円の使い道は、20日に公開された河井克行、案里両被告の自民党支部の政治資金収支報告書からは明らかにならなかった。大規模買収事件で地方議員ら100人に配ったとされる2901万円の原資となったのか。政治活動で使われたのか。真相解明につながる資金の流れは、何一つ書かれていない。

 両被告側は「押収された関係書類が戻れば報告書を訂正する」としているが、その期限に法的な定めはなく、訂正しない場合でも罰則はない。保存期間の3年が過ぎれば報告書は廃棄されるという。政治不信を招いた1億5千万円の使い道が明らかになる担保はなく、政治家側の判断に委ねられているのが現状だ。
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