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比婆山山ろくで”類人猿”騒ぎ 頭に黒っぽい剛毛 3度も出没、気味悪がる目撃者 異常に大きい首から上【1970年8月26日付中国新聞朝刊】

2020/12/14 15:00
ヒバゴンの目撃情報や捜索を伝える中国新聞の紙面。1970年8月26日に第一報が掲載されて以降、連日のように報道が続いた

ヒバゴンの目撃情報や捜索を伝える中国新聞の紙面。1970年8月26日に第一報が掲載されて以降、連日のように報道が続いた

 イザナミノミコトの御陵伝説を持つ比婆郡西城町の国定公園比婆山(標高1298メートル)のふもと付近で「類人猿のような怪物を見た」と言う人が次々と3人も現れた。目撃者の恐怖に満ちた話を聞くうちに「月ロケットの時代に、まさか…」と笑った人も次第に頭をかしげだす始末。捨ててはおけじと庄原署も、さらに目撃者が出るようなら山狩りも辞さず―という騒ぎになっている。

 【写真集】これが類人猿の足あと

 怪物が現れたのは、現在造成中の比婆山「県民の森」に通じる林道六野原線沿いの西城町油木地区衣木。国道一八三号線(広島―米子間)を国鉄芸備線落合駅手前から北に六キロ、ちょうど国道と県民の森の中間点に当たり、戸数は十四戸、約四十人が静かな山村の生活をしている。

 目撃者の話を総合すると、“類人猿”は、背たけが人間のおとな程度で約一六〇センチ、首から上が人間の二倍近くあって顔面は薄い毛がはえ、やや逆三角形をしている。頭には五センチぐらいの黒かっ色の剛毛がピーンと立ち、からだは全体が頭髪と同じ色の荒々しい毛でおおわれているという。
(ここまで 456文字/記事全文 1390文字)

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