議会watch

一般質問 10日の詳報

広島県議会2020/12/11 9:59

 【尾熊良一氏(公明党、福山市)】

 ●学校の新型コロナウイルス感染防止対策

 県内でも小中高校の児童生徒の感染事例が増えている。公立学校での感染状況や、感染者がいじめにあわないための対応を問う。冬休みには、児童生徒や保護者への注意喚起を徹底・強化するのか。

 平川理恵教育長 公立学校では、幼児と児童生徒で計39人、教職員で3人の感染が公表されている(9日時点)。

 感染者がいじめなどの対象にならないよう、差別や偏見について授業で話し合っている。会員制交流サイト(SNS)に臆測で情報を広げたり、誹謗(ひぼう)中傷を書き込んだりするのは許されないと注意喚起している。

 冬休みは友人同士の行き来や家族ぐるみの交流が増える。確実な予防策を児童生徒に指導し、保護者にも理解と協力を呼び掛ける。

 【林大蔵氏(自民議連、広島市中区)】

 ●東京五輪で目指すレガシー

 県は東京五輪のメキシコ選手団を誘致し11市町で受け入れる。全県的な視点で五輪後のレガシー(遺産)をどう描いているのか。

 湯崎英彦知事 メキシコ選手団と地元の交流を一過性にせず、大会後に続くレガシーにするのが大事だ。事前合宿では2018年以降、9市町に延べ334人の選手団が訪れ、合同練習や学校訪問で交流した。

 今年の合宿の延期後もビデオレターや手紙の交換などの交流が着実に続いている。聞き取りでは、多くの市町や協議団体が五輪後も選手や指導者の交流、県内大会へのメキシコチームの招待、学生の相互派遣などを希望した。持続可能な形で実現するのが全県的なレガシーにつながる。市町などと取り組みの枠組みや日程の調整を進めている。

 【狭戸尾浩氏(自民議連、大竹市)】

 ●養殖漁業・畜産業への支援

 県産の養殖魚マダイや広島和牛を県内の学校給食で提供する事業は、新型コロナの影響で需要が落ち込んだ養殖漁業や畜産業には適時、適切な支援だった。現在の感染急拡大で、一時は回復基調だった需要に再びブレーキがかかる懸念がある。さらに積極的な施策を打つべきだ。

 湯崎知事 県産品の消費拡大を図るキャンペーンサイトで季節に応じたフェアを開くなどの取り組みもし、需要や取引価格が回復した。しかし11月以降の感染拡大で需要の減少が懸念される。引き続き、資金繰り支援の継続などを含めて生産者の経営安定のための策を講じ、国に必要な事業を要望する。瀬戸内の地魚や和牛のブランド化を進め、生産者の所得の向上を目指す。

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