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300年の夏祭り、昨年中止…今年こそ【備後を誇る コロナ禍を越えて】第1部 祝祭はいま<5>

2021/1/10 21:02
だんじりを掃除し、今年の開催に向けて気持ちを高める森田さん(中)や久保さん(右)たち(撮影・井上貴博)

だんじりを掃除し、今年の開催に向けて気持ちを高める森田さん(中)や久保さん(右)たち(撮影・井上貴博)

 2年続けての中止はどうしても避けたい。広島県世羅町に江戸期から300年以上の歴史を紡ぐ夏の祭り「甲山廿日(はつか)えびす」。この伝統行事に携わって51年目の山口純夫実行委員長(72)は「やるとなれば心一つに団結できる。妙案を練りたい」との思いを秘める。

 祭りの名物は、3台のだんじり前での即興劇「にわか狂言」だ。夕刻から深夜にかけ、笑いを誘う現代劇や時代劇を繰り広げる。会場となる通りは、中世に建立された今高野山の門前町にある。石見銀山街道の宿場町の歴史も息づく通りには100を超す露店が並び、住民や帰省客であふれる。

 ▽開催への布石は打った…
(ここまで 273文字/記事全文 1298文字)

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