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天満・前三原市長150万円受領認め「不法な金だった」 河井元法相公判

2021/2/1 11:46
天満祥典・前三原市長

天満祥典・前三原市長

 2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=の第35回公判が1日、東京地裁であった。天満祥典・前三原市長(74)が克行被告から計150万円を受け取ったと認め、「不法な金だった」と証言した。

 天満前市長の証言によると、克行被告の妻案里被告(47)=参院広島=が同選挙区の自民党公認候補に決定していた19年3月27日、三原市内のビルの一室で克行、案里両被告から参院選での支援を要請され、帰り際に克行被告から50万円を渡された。同年6月2日には、案里被告の政治資金パーティー後に克行被告と会食し、100万円を渡され、受け取ったという。

 天満前市長は、検察当局が大規模買収事件の捜査を本格化させた20年3月以降、報道陣の取材に現金の授受を否定。同年6月23日の市議会定例会の本会議でも「現金授受はない」と発言したが、同25日に一転して授受を認め、同30日に辞職した。一方で、現金を受け取った経緯などは「捜査中で詳細は答えられない」と強調。説明責任を果たさないままの辞職となった。

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