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「夜の銀座」釈明も、ぐでんぐでん

2021/2/3 6:40

 省庁に採用されるときは入省とか入庁と言う。では、衆参両院の事務局に就職する場合は、どう呼ぶか。「入院」ではなく、入局らしい。やはり勘違いを招くのだろう▲議員諸氏が通う際は登院と本紙も書いてきたが、この面々には文字通りの通院治療を勧めたくなる。自民、公明の衆院議員4人が不始末で議員辞職や離党に追い込まれた。コロナ禍で緊急事態宣言さなかの夜更け、東京・銀座のクラブを訪ねていた▲範を垂れるべき立場もわきまえないとは、「夜遊び」依存症かと疑われても仕方あるまい。立法府で国民に自粛を求めるなら、自らの身を慎んでこそである。息抜きの場など、他にいくらでもありそうなものを▲自民党の要職にいた1人は当初、「閉店後に1人で行った」「陳情を聞いただけ」と、うそをついていた。言い逃れで頭を下げ、それでも旗色が悪いと役職を辞め、次は離党…。どれが、どれに対する謝罪なのだろう。釈明は、しらふの時にどうぞ▲見解を問われた加藤勝信官房長官は、例によって逃げ口上を使う。「政治家の出処進退、本人が判断すべきもの」。その判断は本来、有権者に委ねられている。「権力」依存の亡者に、ではない。 

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