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【激震 河井元法相公判】5万円受領「選挙違反」 女性スタッフ証言、参院選後にも20万円

2021/2/12 23:08
河井克行被告

河井克行被告

 2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=の第39回公判が12日、東京地裁であった。呉市で活動していた女性スタッフが検察側の証人として証言。5万円を受け取ったと認め「選挙違反と思った」と述べた。

 女性スタッフによると、克行被告の妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=に頼まれ、19年6月中旬から呉市の事務所を拠点に案里氏への支援を呼び掛ける活動に従事。同時期に事務所に来た克行被告から「参院選でお世話になります」と小声で言われ、5万円入りの白封筒を渡されたという。

 女性は無報酬という約束で活動していたとし、5万円は「私の投票と、知り合いへの投票をお願いする意味があったと思う」と説明。元呉市議会議長の秘書経験を見込んで、克行被告が頼ってきたと受け止めたという。5万円は事務所の菓子代に使ったとした。

 また参院選後の19年8月、案里氏の元公設秘書から「これからもよろしくね。案里さんから預かってきた」と言われ、約20万円を受け取ったとも明かした。当初は選挙運動の報酬と感じたが、今は「今後も私と関係を続けたいというお金と思っている」との認識を示した。女性は広島地裁からビデオリンク方式で証言した。

【詳報・克行被告第39回公判】
 案里氏の呉事務所スタッフ証言<1>克行さんは「ほかに部屋はないか」と…
 案里氏の呉事務所スタッフ証言<2>20万円ぐらいだったと思う

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