議会watch

総括質問 18日の詳報

広島市議会2021/2/19 11:30

【宮崎誠克氏(自民党市民クラブ、佐伯区)】

 ●市営基町駐車場(中区)周辺の再開発事業

 市中心部の活性化を先導する事業として期待が大きい。基町駐車場と商工会議所ビル(中区)の財産交換はどのように進めるのか。導入される機能は。

 中村純都市整備局長 財産交換は、市と商議所の金銭のやりとりを最小限にし、再開発事業を円滑に進めるための手段。2021年度の早い段階で行いたい。正式決定はしていないが市としては、商議所やオフィス、ホテルが入る高層棟、別棟に現在もある変電所と駐輪場を整備したい。駐車場は廃止する。21年度に都市計画決定し、23年度ごろに着工、27年度ごろの完成を想定している。

 【三宅正明氏(自民党保守クラブ、安芸区)】

 ●大規模PCR検査

 県が打ち出した大規模な無料PCR検査は、中区の一部での試行に変更になったが、検査で多くの陽性者が出た場合、市保健所の事務処理能力を超え、機能不全に陥る可能性がある。県とどのような調整をしたのか。

 阪谷幸春保健医療担当局長 市は陽性者の積極的疫学調査や患者の搬送を担う。業務が大幅に増えて対応が困難になった場合、県から職員を派遣すると申し出があった。患者の受け皿となる病床やホテルなどの宿泊医療施設の確保、施設に常駐して患者の容体悪化に備える医師の配置などの措置を求めた。会場の選定でも調整をした。

 【石田祥子氏(公明党、佐伯区)】

 ●里親制度の充実

 里親のリクルートや研修、支援、子どもとのマッチングといった「フォスタリング業務」は、市では児童相談所が担当しているが、児相は緊急性の高い対応に追われている。先進自治体を参考に、この業務を民間事業者に委託してはどうか。

 松井一実市長 業務の内容によっては民間事業者の活用は重要だ。21年度は里親希望者を対象とした研修や相談業務、里親同士が交流する場の運営などを、専門知識や経験が豊かな民間事業者に委託する予算を計上した。児相は子どもの事情に応じた最適な里親選びやマッチングに注力するようにしたい。

 【定野和広氏(市政改革ネットワーク、西区)】

 ●小中学校の少人数学級

 市は、国に先駆けて小学校全学年と中学1年で35人学級を導入した。小学校3〜6年までは市費で賄っていたが今後は国費に置き換わる。その費用で、現在は40人学級の中学2、3年も35人学級にできないか。

 糸山隆教育長 国は25年度までに小学校全学年を35人学級とする方針で、将来の拡大も視野に入っていると捉えている。市の自主財源は、推進すべき施策全体に活用することが必要だ。教員確保や教室の増設などの課題もあり、児童生徒数の推移にも留意しながら検討したい。中学3年まで少人数学級を広げるのが望ましい姿であり、実現したいと思う。 

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