2021・4・25参院広島再選挙

自民、39歳官僚擁立方針 広島出身西田氏、県連16日協議【再選挙4・25参院広島】

4・25参院広島再選挙2021/2/15 23:04
自民党広島県連が入るビル=中央(広島市中区)

自民党広島県連が入るビル=中央(広島市中区)

 河井案里元参院議員の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月8日告示、25日投開票)で、自民党広島県連は15日、経済産業省官僚の西田英範氏(39)=広島市安佐北区出身=を党公認で擁立する方向で最終調整に入った。16日に中区で選挙対策委員会を開いて協議する。党県連は人選を終え次第、党本部へ速やかに再選挙での公認を申請する。

 複数の関係者によると、党県連幹部が西田氏に立候補を打診し、前向きな感触を得ている。西田氏は小学校から高校までの大半を広島市内で過ごし、早稲田大法学部を卒業後、2005年に経産省入り。大臣官房秘書課などを経て、現在は産業技術環境局基準認証政策課の課長補佐を務めている。

 党県連側は、西田氏のほかにも立候補に意欲を持つ人物を確認している。このため党県連幹部たち8人でつくる選対委の会合では、西田氏を含む複数の人物を示した上で、絞り込みの作業をする見通しという。

 党県連は選対委で人選を終えれば、県選出の国会議員でつくる常任顧問会議に報告した上で、党本部に公認を申請する考え。党本部からは既に、県連が選んだ候補者を全面支援する意向を取り付けている。

 再選挙は、19年7月の参院選広島選挙区で自民党公認を得て初当選し、大規模買収事件で離党した案里氏が公選法違反罪で当選無効になったのに伴う。これまでに立候補を表明した人はいない。

 自民党と国政で連立を組む公明党は候補者を立てないと表明済み。最大野党の立憲民主党県連は候補者選考委員会をつくり、今月中の人選を目指している。他の野党にも野党共闘や擁立を探る動きがある。

 再選挙は、衆院北海道2区、参院長野選挙区の両補選と同じ投開票日となる。菅義偉首相にとって初の国政選挙となる可能性がある上、年内に衆院選を控えており、勝敗が政権運営に影響を与えそうだ。(樋口浩二)

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