2021・4・25参院広島再選挙

自民候補に経産官僚の西田氏浮上、県連幹部の打診に前向き回答【再選挙4・25参院広島】

4・25参院広島再選挙2021/2/14 17:40
自民党広島県連が入るビル=中央(広島市中区)

自民党広島県連が入るビル=中央(広島市中区)

 河井案里元参院議員の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月8日告示、25日投開票)で、自民党の公認候補者に、経済産業省官僚の西田英範氏(39)=広島市安佐北区出身=が有力な人物として浮上していることが14日、分かった。人選を進めている党広島県連内で推す声が出ている。党県連は近く選挙対策委員会を開き、対応を協議する。

 複数の関係者によると、党県連幹部が西田氏に再選挙への立候補を打診し、前向きな回答を得た。西田氏は小学校から高校までの大半を広島市で過ごし、早稲田大法学部を卒業した後、2005年に経産省入り。大臣官房秘書課などを経て、現在は産業技術環境局基準認証政策課の課長補佐を務めている。

 再選挙を巡っては、党県連の関係者に対して、西田氏のほかにも立候補の意欲を持つ人が接触している。このため近くある選対委の会合では、複数の名前が示された上で候補者を決める可能性があるという。

 党県連は、19年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で離党した案里氏の公選法違反罪が今月5日に確定し、当選無効となったのを受けて、再選挙の候補者選びで詰めの調整を進めている。党本部からは既に、党県連が選んだ候補者を全面的に支援する意向を取り付けた。

 再選挙では、これまでに立候補を表明した人はいない。最大野党の立憲民主党は、党県連が候補者選考委員会をつくり、今月中の人選を目指している。自民党と連立を組む公明党は候補者を立てないと表明済み。ほかの野党では、候補者の擁立や野党共闘などを探る動きが出ている。

 参院広島選挙区の再選挙と同じ投開票日で、自民党を離党した吉川貴盛元農相の辞職に伴う衆院北海道2区と、立憲民主党の羽田雄一郎参院議員の死去を受けた参院長野選挙区の両補選がある。菅政権にとって初の国政選挙となり得る上、秋までには衆院選があるため、三つの選挙の勝敗は菅義偉首相の求心力に直結するとみられている。

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