2021・4・25参院広島再選挙

「政治とカネ」問う 参院広島再選挙告示 新人6人が立候補

4・25参院広島再選挙2021/4/8 23:20
無言で拳を突き上げ、参院広島選挙区の再選挙へ挑む立候補者(手前から2列目)や支持者=8日午前9時48分、広島市中区(撮影・山崎亮)画像の一部を修整しています

無言で拳を突き上げ、参院広島選挙区の再選挙へ挑む立候補者(手前から2列目)や支持者=8日午前9時48分、広島市中区(撮影・山崎亮)画像の一部を修整しています

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を発端にした参院広島選挙区の再選挙が8日、告示された。1議席に対して新人6人が立候補。立憲民主、国民民主、社民3党が推薦する諸派新人と、公明党が推薦する自民党新人による事実上の一騎打ち。「政治とカネ」の問題や新型コロナウイルス対策を争点に、与野党が17日間、全面対決を繰り広げる。この日告示された参院長野選挙区、13日告示の衆院北海道2区の両補選とともに、25日に投開票される。

【動画】立候補者6人の第一声

 立候補を届け出たのは、諸派でフリーアナウンサーの宮口治子氏(45)、無所属で介護ヘルパーの佐藤周一氏(45)、無所属で元会社員の大山宏氏(72)、無所属で医師の玉田憲勲氏(63)、自民党で元経済産業省官僚の西田英範氏(39)、NHK受信料を支払わない方法を教える党で党職員の山本貴平氏(46)の新人6人。

 宮口氏は立憲民主党広島県連など野党勢力でつくる政治団体「結集ひろしま」から立った。共産党が支援し、諸派の新社会党と、連合が推薦する。広島市中区での出発式では「金権政治にノーと言ってもらう大事な選挙。変える勇気を持ってほしい」と呼び掛けた。

 西田氏は中区で出陣式に臨み、自民、公明両党の幹部や県内の首長、議会議長たちが応援に駆け付けた。大規模買収事件による逆風の厳しさを指摘しつつ「広島から、日本をリードする公正な政治と、世界をリードする経済再生を一緒に進めたい」と力を込めた。

 広島県で国政選挙の再選挙があるのは初めて。佐藤、大山、玉田、山本各氏も中区で演説した。

 19年の参院選広島選挙区は改選2議席を7人で争い、野党系無所属現職と自民党新人の河井案里元参院議員(47)が当選する一方、自民党現職が落選した。激戦の中、元法相の河井克行被告(58)と案里氏は県内の地方政治家たち計100人に2901万円を配ったとして、公選法違反罪で20年7月に検察当局に起訴された。案里氏は21年2月に東京地裁で有罪が確定し、当選無効で再選挙となった。(岡田浩平)

<立候補者の第一声全文>※上から届け出順
小さな声聞く代弁者に 宮口治子氏(45)諸・新
原発問題きちんと議論 佐藤周一氏(45)無・新
全ての行政改革を実行 大山宏氏(72)無・新
民主主義をつくり直す 玉田憲勲氏(63)無・新
広島から日本をリード 西田英範氏(39)自・新
公共放送の公平性保つ 山本貴平氏(46)N・新

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