2021・4・25参院広島再選挙

「#投票所はあっちじゃけぇ」 広島県の市民団体、SNSでキャンペーン【再選挙4・25参院広島】

4・25参院広島再選挙2021/4/9 22:54
「投票所はあっちじゃけぇ」キャンペーンでSNSに投稿されたメッセージ

「投票所はあっちじゃけぇ」キャンペーンでSNSに投稿されたメッセージ

 ▽若者中心に意思表示促す

 河井案里元参院議員の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(25日投開票)で、広島県内の市民団体の有志が、投票率向上を目指すキャンペーン「投票所はあっちじゃけぇ」を始めた。人物を主な被写体とした写真「ポートレート」に投票を促す一言を添え、会員制交流サイト(SNS)に投稿してもらう仕掛け。政治不信が高まる中、若者を中心に投票行動で意思表示するよう促す。

 キャンペーンの参加者は、県内の期日前投票所や街頭で撮った自らの写真に投票理由や呼び掛けなどのメッセージを書き添える。「#投票所はあっちじゃけぇ」のハッシュタグ(検索目印)を付けてインスタグラムとツイッターで発信し、拡散を呼び掛ける。

 告示後初の日曜となる11日は、有志のうち7、8人が矢印の形をしたメッセージ板を手に、そろいの黄色い服を着て広島市内を行脚する。中区の原爆ドーム(午前9時15分)、中区役所(午後1時15分)、南区の旧陸軍被服支廠(2時45分)、南区役所(3時半)などで写真を撮影する。18、25日も同様のアピール行動を計画している。

 案里氏が初当選後、公選法違反罪で有罪となった2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を受け、中区のカフェ店主安彦恵里香さん(42)が、政治への関心を高めようと発案。核兵器廃絶や環境問題に取り組む市民団体のメンバーたちに声を掛けた。19年参院選などでの各地の活動を参考にしたという。

 19年の広島選挙区の投票率は44・67%で、2番目に低かった。安彦さんは「政治を諦めている場合ではない。1人でも多くの人に投票してほしい」と話す。

 再選挙には、諸派でフリーアナウンサーの宮口治子氏(45)、無所属で介護ヘルパーの佐藤周一氏(45)、無所属で元会社員の大山宏氏(72)、無所属で医師の玉田憲勲氏(63)、自民党で元経済産業省官僚の西田英範氏(39)、NHK受信料を支払わない方法を教える党で党職員の山本貴平氏(46)の新人6人が立ち、1議席を争っている。(赤江裕紀)

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