コラム・連載・特集

決別 金権政治

「政治とカネ」問題、複数が法改正・制度改善「必要」 参院広島再選挙、候補者アンケート

2021/4/14 19:22

 大規模買収事件で有罪が確定した河井案里氏(47)の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙に当たり、中国新聞社は候補者の新人6人を対象に「政治とカネ」に関するアンケートをした。事件の再発防止に向けた対応として、複数の候補者が法改正や制度の改善が必要と回答した。

 アンケート回答全文はこちら

 アンケートでは、今回の事件を踏まえて心掛けていることや再発防止策など5問を記述式で尋ねた。

 諸派の宮口治子氏(45)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は「逮捕、起訴をされてもなおその職にとどまり続け、職責を果たさない場合にはさらに厳しい法改正も必要」と記載。案里氏らが逮捕、起訴後も辞職せず歳費などが支給された点を問題視した。

 自民党の西田英範氏(39)=公明推薦=は「再発防止のためには、まず政治家一人一人が襟を正すべきであると言える」とした上で「制度面でも、できることがあれば、専門家や有識者の分析も拝聴し、不断の改善を続けていきたい」との姿勢を示した。

 NHK受信料を支払わない方法を教える党の山本貴平氏(46)は「罰則の強化」と答えた。

 再選挙に必要な政治資金の金額や、どう確保するかを尋ねた設問では、無所属の佐藤周一氏(45)が「個人によるカンパ等で賄っている。公費負担分を含めても200万円以内で収まる見込み」と回答。無所属の大山宏氏(72)と、山本氏はいずれも「10万円」とした。無所属の玉田憲勲氏(63)は「無所属の私にはない」とした。

 宮口氏は「政治資金規正法にのっとり確保」と説明し、西田氏は「経産省時代の退職金や預金」などと回答。いずれも具体的な金額は示していない。

 アンケート回答全文はこちら

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

決別 金権政治の最新記事
一覧

  •  2019年夏の参院選で河井克行、案里夫妻が100人に計2901万円を配ったとされる買収事件では、選挙に絡んだお金のやり取りが浮き彫りとなりました。令和の時代も変わらない「金権選挙」。皆さんの地域でも耳にしたこと、目にしたことはありませんか。体験、情報、意見をぜひお寄せください。(中国新聞「決別 金権政治」取材班)

  • LINE公式アカウント

    LINE友だち登録またはQRコードから友だちになってトークをしてください

    専用フォーム

    こちらから投稿ください
  • 郵送

    〒730-8677
    広島市中区土橋町7-1
    中国新聞編集局
    「決別 金権政治」取材班

    ファクス

    中国新聞編集局
    「決別 金権政治」取材班
    082-236-2321

 あなたにおすすめの記事