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【STUのStep SDGs】第2歩 フードバンクに密着取材

2021/4/20

食材を箱詰めした工藤さん(左)と信濃さん食材を箱詰めした工藤さん(左)と信濃さん

第2歩 フードバンクに密着取材

まだ食べられるのに捨てられる食品は、国内で年間612万トンに上るといわれます。国連が宣言したSDGs(持続可能な開発目標)では、2030年までの1人当たりの食品ロスの半減を掲げています。アイドルグループ「STU48」のメンバーとSDGs達成の鍵を探る企画の2回目は、信濃宙花(そらは)さん(17)=兵庫県出身=と工藤理子さん(19)=山口県出身=の2人が登場。フードバンク事業に取り組む「あいあいねっと」(広島市安佐北区)の一日に密着し、食品ロスを減らす方法を考えました。

余った食品 捨てずに活用

「あいあいねっと」の原田佳子代表(68)が案内してくれた事務所には、大量の米袋が積み上がっていました。全部で500キロ近くあるといいます。昼すぎには広島市内の大型スーパーから100キロを超えるパンも届きました。

信濃さん「フードバンク」ってどんな活動なのですか。

原田さん企業や農家、個人から寄せられた食品を、子ども食堂やひとり親家庭を支援するグループなどに分配しています。あいあいねっとには月に約4〜5トンの食品が集まるんです。

信濃さんとっても多いですね。

原田さんメーカーが作りすぎたり、賞味期限が近づいて売り物にならなくなったりした物が目立ちます。大量の米は「袋が破れた」「精米から時間がたった」という理由で寄せられました。さあ、在庫管理と仕分けの作業を一緒にやってみませんか。

大型スーパーから寄せられたパンをワゴン車から運び出す工藤さん(左)と信濃さん大型スーパーから寄せられたパンをワゴン車から運び出す工藤さん(左)と信濃さん

工藤さんはい。たくさんの種類のお菓子や缶詰もあるんですね。

原田さん「フードドライブ」といって、市内の企業が従業員に呼び掛けて家庭で余った食品を集めた物です。古くなった防災備蓄品が寄せられることもあります。

工藤さんたくさんの食べ物を捨てないで、活用するための作業だと考えると力が入ります。

ロスを削減 みんなで取り組もう

仕分け作業が一段落すると、受け取る人が続々とやって来ました。5年ほど前から広島市内で食品ロスの削減に取り組む自営業堀川直子さん(54)=東広島市=に話を聞きました。

食品を受け取りに来た堀川さん(右)から話を聞く信濃さん(左)と工藤さん食品を受け取りに来た堀川さん(右)から話を聞く信濃さん(左)と工藤さん

工藤さん受け取った物をどうするのですか。
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