2021・4・25参院広島再選挙

宮口氏と西田氏、訴えてきた政策とは【再選挙4・25参院広島】

4・25参院広島再選挙2021/4/23 23:01

 投開票日が25日に迫った参院広島選挙区の再選挙で、諸派新人の宮口治子氏(45)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と、自民党新人の西田英範氏(39)=公明推薦=は最終盤まで、事実上の一騎打ちを繰り広げている。24日が最終日となる17日間の選挙戦を通じて、2人が街頭や会合などで訴えてきた政策を整理した。

 宮口氏は「変える勇気。その先へ!」をキャッチフレーズにする。多様性のある社会へ、一人一人の生きにくさを減らす取り組みの推進を強調。長男に発達障害があり、障害者を支える当事者として、厚い就労・生活支援に意欲を示す。

 新型コロナウイルス対策では感染の抑え込みが最大の経済対策と主張。PCR検査体制の拡充と積極的な検査による封じ込め▽医療提供体制の強化と医療機関の支援▽自粛と補償をセットにした幅広い支援と厚い給付による感染拡大防止の仕組みづくり―を挙げる。

 「政治とカネ」では、国会議員が逮捕、起訴された場合に歳費の支給停止や返還を求める仕組みの必要性を説く。子育て世代の負担軽減や女性の社会進出の促進を掲げたほか、核兵器禁止条約では日本政府が批准すべきだとの立場を取る。「広島県内を回り、さまざまな切実な問題を聞いてきた。小さな声を政治に届けたい」と訴えている。

 西田氏は「信頼回復と未来への改革」を掲げ、五つの重点政策をまとめている。経済産業省に16年間勤めた経験を背景に、経済産業・農林水産振興策では、脱炭素化をはじめ、社会課題の解決につながる技術・商品などを世界に先行して提案する産業政策を打ち出す。生産性の高い産業の育成や海外展開を見据えた高付加価値化なども挙げる。

 新型コロナ対策では、苦境にある業種への資金面の支援や、人材のマッチングなどを通じた雇用の維持を主張する。収束後のビジネスモデルを構築するための支援の充実も打ち出す。

 最も訴えたいとする政治改革では、選挙での当選が無効になった場合の歳費返還の仕組みづくり▽寄付行為の口座振り込みの義務化―などを唱えている。

 重点政策はほかに教育・働き方改革、防災・減災がある。「コロナ対策、政治改革を前に進めなければならない。仕事をさせてほしい」とアピールしている。(岡田浩平)

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