2021・4・25参院広島再選挙

参院広島再選挙きょう投開票 「政治とカネ」与野党最激戦、深夜に大勢判明【再選挙4・25 参院広島】

4・25参院広島再選挙2021/4/25 0:04
広島県選管が県庁前に設置した投票を呼び掛ける看板

広島県選管が県庁前に設置した投票を呼び掛ける看板

 河井案里元参院議員の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙は25日、投開票日を迎えた。同日投開票される衆参2補選とともに、菅義偉首相になってから初の国政選挙。再選挙は3選挙の中で最激戦となっており、候補者は24日、最後の訴えで選挙戦を締めくくった。大勢は25日深夜に判明する見通し。有権者の審判の結果は、菅首相の衆院解散戦略などに大きく影響する。

 3選挙のうち、衆院北海道2区補選は自民党が不戦敗を選んだ。参院長野選挙区補選は立憲民主党現職の死去に伴い、野党が優位を保っている。参院広島選挙区の再選挙で、自民党が「1勝」をつかめるかどうかが最大の焦点となる。

 再選挙では、諸派の宮口治子氏(45)=立憲民主、国民民主、社民推薦、無所属の佐藤周一氏(45)、無所属の大山宏氏(72)、無所属の玉田憲勲氏(63)、自民党の西田英範氏(39)=公明推薦、NHK受信料を支払わない方法を教える党の山本貴平氏(46)の新人6人が17日間の論戦を繰り広げた。

 選挙戦は、事実上の野党統一候補の宮口氏と与党候補の西田氏が最後まで横一線で競り合う構図となり、与野党が総力を注いだ。2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、自民党から初当選した案里氏と夫で元党衆院議員の克行被告が公選法違反罪に問われたのを受け、「政治とカネ」の問題を巡る論戦が熱を帯びた。

 広島県内の野党勢力が加わる「結集ひろしま」から立ったフリーアナウンサーの宮口氏は、「政治とカネが最大の争点だ。投票を通じて意思表示してほしい」と支持を訴えた。重度の発達障害がある長男たち3児を育てた経験から、新型コロナウイルス禍での弱者への支援充実を強調した。

 元経済産業省官僚の西田氏は、野党に議席を渡すだけでは解決にならないとして「自民党が問題に正面から向き合い、変わらねばならない。人生を懸けてその先頭に立つ」と与党支持層を引き締めてきた。脱炭素化などを掲げ、16年間の官僚時代に企画立案を担った産業政策をアピールした。

 25日は県内1229カ所に投票所ができる。投票時間は原則午前7時〜午後8時で、島や山間部など約4割の投票所が終了時刻を早める。開票は30市区町で午後8時から順次始まる。(岡田浩平)

開票状況中継はこちら【25日午後8時ごろ〜】

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